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金庫の耐用年数は20年!あなたの金庫は大丈夫ですか?

金庫の耐用年数は20年!あなたの金庫は大丈夫ですか?

金庫は金属で大変頑丈に作られており、たとえ数十年が経過しても見た目上の劣化がほとんど分からない製品です。このことから半永久的に使えるものと思われているかもしれません。

しかし金庫の内部、とりわけ耐火金庫の内部では確実に経年劣化が進んでおり、製造から年数のたった耐火金庫では十分な耐火性能を発揮できない場合があります。金庫には明確に寿命があるのです。

あなたの耐火金庫は大丈夫ですか?金庫の耐用年数を確認して、劣化が考えられる場合は買い替えをご検討ください。

耐火金庫の寿命は製造から20年程度

耐火金庫には耐火性能の有効耐用年数が明記されています

近年製造された耐火金庫は「製造後20年」という期間が耐火性能の有効耐用年数となっています。

そのため、日セフ連(日本セーフ・ファニチュア協同組合連合会)に加盟している国内メーカー製金庫の扉内側にはこのようなステッカーが添付され、お使いになる方への注意喚起がなされています。

耐用年数を喚起するステッカー

製造日の情報と近い位置に添付されていることが多いため、製造から何年が経過しているか、耐用年数が何年なのかをひと目で把握することができます。

製造後20年ということから、1990年より昔に製造された耐火金庫は既にその耐用年数を過ぎていることになります(2017年時点)。これでは万が一の火災時に金庫内の収容物を守ることが出来ない可能性があり、耐火金庫としてはその意味を成しません。

ではなぜ耐火金庫の耐用年数は20年となっているのでしょうか?それを知るためにはまず耐火金庫の耐火メカニズムについて理解する必要があります。

耐火金庫の耐火メカニズム

水分を含んだコンクリートが使われている

製品によっては数十キロの重量があり一見すると鉄の塊のように見える耐火金庫ですが、その内部を埋める素材は「気泡コンクリート」というコンクリート。このコンクリート中には水分が含まれています。

このコンクリートに含まれた水分が、万が一の火災時に効果を発揮します。

火災時にコンクリート内の水分が蒸発することで熱を下げる

火災時に温度が上昇すると、気泡コンクリート内に含まれた水分が気化することで庫内の温度を下げます。これにより庫内の温度を177度以下に保ち、収納された紙類の変質や消失を防ぎます。

同時にコンクリート内から噴き出した水蒸気が炎の進入を防ぎます。

これらのメカニズムによって、火災時であっても一定時間は金庫内の収容物を守ることが出来るのです。 下記のアニメーションを見ていただければ、おわかりいただけるかと思います。

耐火金庫のメカニズム

日本国内のものではありませんが、こちらの動画は耐火金庫の耐火テストを行っている様子をまとめたものです。動画の2分過ぎぐらいに金庫の扉を開けるシーンで、庫内から蒸気が上がる様子が確認できます。

製造から時間が経つにつれ水分が失われる

経年劣化により20年で20%の水分量が失われる

製造から年月が経つにしたがって、耐火金庫内の気泡コンクリートから水分が少しずつ気化していきます。これは気泡コンクリートの性質上防ぐことが出来ません。

日セフ連の調査によって、製造から20年が経過した気泡コンクリート内の水分量は20%程度減っていることが分かりました。

耐火金庫の耐火性能については、本体の構造、耐火材の比重、含水量など様々な因子が関係しています。しかしコンクリートに含まれる水分変化の影響が特に大きいと推測されています。 そのため、水分量の低下とともに耐火性能が低下していくことになります。

経年劣化により20年で20%の水分量が失われる

出典:日セフ連(日本セキュリティファニチュア協同組合連合会)

今お使いの金庫を確認しましょう

1990年以前の耐火金庫は買い替えのご検討を

耐火金庫になぜ耐用年数があるのかお分かりいただけたでしょうか?耐火金庫をお使いのお客様は今一度金庫の製造年をお確かめください。

1990年以前の金庫であれば、既にかなりの割合で耐火性能が低下していると推測されます。もちろん貴重品を収納する頑丈で重い入れ物としてそのまま使い続けることが出来ますが、万が一火災にあってしまった場合は収容物を守れず焼失してしまうおそれがあります。

近年はしっかりした耐火性能を持ちつつお求め安い価格の耐火金庫が多数ございます。そのデザインにおいても「いかにも金庫らしい金庫」ではなく、インテリアとしても機能するような優れたデザインの金庫が続々と販売されています。

ぜひこの機会に金庫の買い替えをご検討ください。

金庫屋では買い替え無料相談を実施しております

金庫の耐用年数は20年。買い替えをお考えの金庫についてどのような金庫をお使いか、どのようなものを収納されているかお聞かせください。当店の金庫診断士が金庫の買い替え無料相談に応じさせていただきます。尚、以下の内容をご用意していただくと買い替えがスムーズです。

  1. 金庫の引取廃棄をご希望されますか?

    金庫の引き取り廃棄を希望されますか?

    金庫は粗大ゴミとしては受け取ってもらえないので、専門店による引き取り廃棄が必要です。金庫屋では数多くの引き取り廃棄(有料)実績がございますので、安心しておまかせください。

  2. 金庫に入れるものは何ですか?

    金庫に入れるもののリストアップ

    金庫の中に何を入れるかまた、入れる量によって大きさ、容量が決まって来ます。金庫に入れたい大切なモノをリストにしておくと、金庫選びがスムーズに行え便利です。 チェックリスト例はこちら →

  3. 買い替え金庫に求める品質は?

    新しい金庫に求める品質

    指紋認証式やスマホで解錠するロックタイプや、インテリアに溶け込むおしゃれな金庫、とにかく防犯対策がしたい、災害に強い金庫が欲しいなどお客様のご要望やご予算に応じてお選びいたします。

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