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UL試験合格

※UL(Under Writers Laboratories Inc.)で規定する各試験項目に合格していることを表示しています。

UL 耐火試験30分合格UL 耐火試験1時間合格UL 耐火試験2時間合格 UL 耐火試験合格(数字は耐熱時間:--時間)
UL 爆発危険(急激加熱)試験合格 UL 爆発危険(急激加熱)試験合格
UL 落下衝撃試験合格 UL 落下衝撃試験合格
データメディア耐火性能試験合格(クラス125) UL データメディア耐火性能試験合格(クラス125)

ULとは

UL(Under Writers Laboratories Inc.)とは、アメリカに本拠地を置く、製品安全の試駿・認証機関です。ULは100年以上に渡り膨大な種類の製品や部品の安全規格への適合性評価業務とマネジメントシステムの国際規格への審査業務を実施しています。

ULマーク

ULマークは、ULによる製品安全基準の必要条件を満たした証で、アメリカの消費者・連邦政府・州政府・市町村などに広く認識されています。ULマークの表示は、ULによる試験に合格し、また定期的な工場立ち入り検査(3ヶ月に一度、事前通告なし)にパスすることによりULの認証を受け、初めて可能となります。 認証を証明するものは唯一ULマークの表示であり、これ以外の証明書は発行されません。合格認証には、テストの内容や合否だけでなく、原材料や製造工程に至るまでの詳細が記されています。

クラシフィケーション・マーク(Classification Mark)

クラシフィケーション・マーク(Classification Mark)
このマークのついた製品は、ULが、製品の持つある特性、性能、危険、あるいは特定の条件下で使用する際の適性に対して評価し認証したということを意味します。このクラシフィケーションの対象となる製品には、医療機器、防火扉、産業用トラックなどがあります。

UL試験

UL 耐火試験 (標準加熱試験)

  1. 炉内温度を耐火時間に合わせて設定し、加熱終了後、そのまま炉の中に放置する。
  2. 炉内が平温に戻った後、炉から取り出し合格判断基準(金庫内温度)に保たれているかどうかを確認する。※通常の耐火金庫:177度/メディアセーフ:66度/52度

※庫内の温度を177度以下、メディアセーフは、庫内の温度を52度以下、湿度を80%以下に保つ。
※紙は232度で燃焼し始めます。

UL 爆発危険(急激加熱)試験

爆発危険(急激過熱)試験
  1. 1,093度の超高温まであらかじめ加熱した炉に製品を素早く入れる。
  2. 炉内で、30分焼却(1時間耐火製品)/20分焼却(30分耐火製品)。

UL試験合格品は、爆発的な火災にも耐えうることを証明しています。

UL 落下衝撃試験

  1. 落下前に焼却、843度にて30分焼却(1時間耐火製品)/795度にて20分焼却(30分耐火製品)。※耐火試験の温度上昇基準による。
  2. 焼却2分後に落下高度9.1mの高さから瓦礫上に落とす。(土台はコンクリート)
  3. 落下後さらに再焼却、892度にて45分焼却(2時間耐火製品)/843度にて30分焼却(1時間耐火製品)。

UL データメディア耐火性能試験

金庫を30分間で843度まで加熱し、庫内の温度が52度、湿度が80%以下に保たなければなりません。

UL 耐火試験 グラフ

UL試験