よくある質問(金庫について)
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耐火金庫の耐火性能はずっと保持されるのでしょうか?
耐火機能の有効耐用年数は製造後20年です
半永久的に使えると思われがちな耐火金庫ですが、耐火材である気泡コンクリートに含まれる水分が長期使用により気化してしまい、本来の耐火性能を発揮することができなくなります。日セフ連では、耐火金庫の有効耐用年数の基準を製造後20年として、これを目安に買い換えやセキュリティの見直しをおすすめしています。いざという時のためにも、お使いになっている金庫の製造年数をお調べください。 ※電子部品や施錠機構の耐用年数は上記と異なります。
耐火のメカニズム
火災時に外部温度が上昇すると、耐火材に含まれている水分が気化し、この気化熱で庫内の温度を下げます。また、蒸気化した水分は、扉のスキ間から庫外に噴出し炎の侵入を防ぐ役割をしています。
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金庫を注文したら製造年数が新しい製品が届くでしょうか?
約1〜2カ月分のサイクルで製造・在庫を調整しております
耐火金庫の有効耐火年数は製造後20年となっています。メーカーや製造時期により多少の誤差はありますが、耐用年数の表記後は平均的に約1〜2カ月分のサイクルで製造・在庫が調整されています。また販売台数の少ない特殊な製品はお客様の注文後に製造を開始する受注生産品に設定されていることがあります。
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金庫と言えば盗難から貴重品を守るためだけのものではないのですか?
代表的な金庫の種類として「耐火金庫」と「防盗金庫」があります
耐火金庫とは
主に「火災対策」として使われます。耐火金庫は、日本工業規格(JIS)に基づき、夜間のビル火災から、地震の衝撃や二次災害としての火災まで、大火災時・消火活動が困難なケースを想定し、耐火試験の基準が設けられています。 耐火性本位に造られており、工具等による破壊には耐えられません。
防盗金庫とは
主に「盗難対策」として使われます。日セフ連(日本セーフ・ファニチュア協同組合連合会)では、ドリルやハンマーなどの工具による破壊行為や、バーナーによるガス熔断に耐えられるかの基準が設けられています。防盗性と耐火性を備えた「防盗耐火金庫」もあります。
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金庫に入れてはいけないものはありますか?
金庫の機能によって収納に適さないものがあります
耐火金庫には一般紙対応と磁気メディア対応のものがあり、火災時の庫内温度が異なります。磁気メディア対応の耐火金庫は庫内を比較的低い温度に保つことができますが、収納物によっては変色や変形をともなうものがあります。
それぞれの金庫に対応する収納物についてはこちらの情報をご参照ください。
金庫のタイプと収納物について
一般用紙
書籍
印刷物 などフロッピー
ビデオテープ
CD
フィルム類
磁気テープ
磁気カード真珠
ひすい
エメラルド
オパール
半貴石 など書
絵画
掛け軸
骨董品
高価な装飾品
など多額の現金
小切手
宝石類
貴金属 など
盗まれたくない
もの一般紙用耐火金庫 ○ × × × × 磁気メディア用 ○ ○ △ △ × 防盗耐火金庫 ○ × × × ○ 注意 庫内は、一般紙が燃えないように177度以下に保たれます。 磁気で記録された情報は、52度〜65度以下でも蒸気にさらされると磁性体が消えてしまいます。データセーフをご使用ください。 火災時の高熱で変色・変質・ひび割れなどが生じることがあります。宝石類の耐熱温度については、お買い求めの宝石店にお尋ねください。 高価な装飾品、細工物は保管状態に敏感です。著しく変色、変形し剥脱するなど価値を失う恐れがあります。 夜間・休日の不在時に、工具等による金庫破りなど盗難に遇う恐れがあります。防盗金庫をおすすめします。 ○:収納に適するモノ △:収納に注意を要するモノ ×:収納に適さないモノ
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金庫どのような被害に対応できるのでしょうか?
加熱・衝撃などに耐えることが出います
日本工業規格(JIS)によってさまざまなケースを想定した金庫の規格が制定されています。
甚大な火災被害をもたらした1995年の阪神・淡路大震災をきっかけにJIS規格が改定され、世界的に知名度の高い米国UL規格と同等の厳しい規格に改定されました(日本工業規格JIS S 1037)。金庫屋では、新しい規格に基づく厳しい試験に合格した信頼性の高い製品を多数扱っています。
金庫の規格についての詳細は「性能表示マークについて」のページをご覧ください。
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金庫の内部や構造をもっと詳細に見せてほしい
申し訳ありませんが個別にお問い合わせください
防犯上の理由のから、金庫の内部や構造は詳細な情報は掲載していません。より詳細な情報をご希望の場合は別途お問い合わせください。